人はそれぞれ柔軟性が違います。
背骨が柔軟な人は、何の苦労もなく、一見とてもきれいにバックベンズのウールドゥワダヌーラサナ(一般的な言い方をすれば、ブリッジ)のようなポーズをします。
でも、柔軟性がある人にこそ気をつけて欲しいことがあります。背骨が伸びる方向性を間違えると、腰痛の原因になります。
生徒さんには時々、「ヨガは自分に優しく」と言っています。優しいとは、正しい方向性で、内側からの拡がりを作ることです。背骨を伸ばし、内側から拡がりを作ることです。
また、そうすることで、自分の呼吸も変わってくることに気がつくでしょう。
正しい方向性の中で拡がった体は、とても気持ち良く呼吸の流れがあります。
そんなことを観察しながらアサナ(ポーズ)をすることも楽しいですよ。